給食の時間 を読んで

私ほど理知的な人間はいないと言われている昨今。

え? そんなこと言われていない、ですって?

うん、そうだけどさ。

可愛い~ と言われているけどね、うふ♡

・・・言われてみたいよ、そんなこと。

まあ私でも、思い出補正で作品を評価したくなったりするの。

それが、給食の時間てマンガ本。

今でこそ、マンガ本をわんさかと読んでいる私。

実は、ピー(自主規制)歳までそんなに読んだことがなかったの。

活字ばっかりの専門書を読んでいる、嫌なインテリ女て感じかな?

だって、マンガ本を読まなかったのは、ピーしていたからだもん。

10年ちょっと前くらいに、色々とあって、気晴らしと言うのか、気紛れかな~

マンガコーナーにぷらと行って、絵が綺麗、て理由だけで買ったのよね。

結果は・・・ 御覧の通り。すっかりはまっています。

自分が中高生頃のを、ブックオフとかで探して読んだりもしたけど

その頃のだったら、こんなにはまらなかったかも、と思っていたの。

給食の時間は、私がマンガ本に、はまりだした頃の作品。

いじめや、その後の母親の対応で、味覚障害になった小学生の女の子が

田舎の学校給食で、自分を取り戻して行く物語。

おばあちゃんの家に預けられるのだけど、そこに男の人が下宿人でいるの。

20代後半くらいでね、この男の人は完食率9割以上の、カリスマ栄養士。

女の子が通うことになった小学校の、給食のおじさんなの。

この男の人も、奥さんを亡くしたことから、味覚障害になった過去があって

田舎の学校給食に関わっていくことなどで、救われていたの。

そんな辛い過去があるから、物静かな大人な接し方で女の子に関わっていくのよ。

そんなことされたら、いくら小学生だからって、ラブになっちゃうでしょ?

でも、男の人の娘とかが出て来たり、奥さんとの思い出が出て来たり

もちろん、年齢の差があるから、淡い恋模様で描かれていくのよ。

一番は、この女の子の成長が描かれているのだけどね。

この作者さんは、ゆめ色クッキングを描いた人なの。

1980年代の作品なのだけど、影響を受けて、お菓子作りを始めたて人いるみたいね。

私では、読んでみると、う~ん今一、とか思ってしまうの。

ただ、この作者さん、くりた陸さんの作品は、どれも優しさに溢れているのよね。

当時、読んでいたら、どんな気持ちだったのでしょう?

くりた陸さんは、今年の7月に亡くられました。

長い闘病生活の途中で、給食の時間は描かれていたのですね。

それを知ってから読み返すと、とても切ない気持ちになりました。

この作品、私は客観的に評価出来ない物になってしまいました・・・
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夜鳴きのシィレエヌ(1)(2) を読んで

今日ね、レンタルビデオ屋さんに行った。

スーパーナチュラル シーズン12、残っていたの一つだけだった。

新作で一泊260円もするのに借りれて、羨ましいだなんて思っていないから。

私より先に全話見ている人がいるんだ~ なんて妬んでいないから。

ボックスレンタル(安く借りれます)は、いつからかな~ なんて

食い入るように見ていないから!

羨ましいよ~

う~ こんなに人気があるなんて、思っていなかった。

だってさ、前のシーズン11は、ここまででなかったのよ。

それは自分の好きな作品が、認められるのは嬉しいけどさ。

夜鳴きのシィレエヌも、認められても良いのにな、と思っているけどさ。

このマンガは、歌で精霊を使役する、シィレエヌと呼ばれる子たちの物語。

中世風の世界が舞台のファンタジー物。

シィレエヌと呼ばれる子たちは、精霊の上位種族で

人に紛れて生まれて来る存在。だから、忌み嫌われていたりするの。

そのために、自分たちの存在価値をアピールしないといけなくって

戦争など、色々な依頼に応じている組織があるの。それが夜鳴きのシィレエヌ。

物語に出て来る子たちは、この組織に所属していて

シィレエヌとして生まれたことから、父親からいない者として扱われたマドラス。

母親から自分の子として見られていないハイネ。

ストリートチルドレンとして生きて来たミラン。

この三人の監督官、夜烏。

このグループを中心として、物語は語られているの。

ハイネやミランは本名でなく、組織から与えられたコードネーム。

マドラスも組織に入ったことで、ウルラのコードネームを与えられるの。

1,2巻では、ペット探しとか、貴族の暇つぶし相手とか、ほんわかした依頼が続いて

でもコードネームなど、あちらこちらで、ほの暗さと背中合わせなのを感じさせるのよ。

その内、そんな依頼とかが来るのかな~

この作品で注目する点の一つに、ストーリーの作り方があるの。

読み手を物語に引き込む手法として、答えは先に散りばめて置く、のがあって

後になって出て来る事柄は、前もって読み手に説明しておくか、暗示させておく

こうすることで、答えが出た時に、嘘っぽさを感じさせるのを防ぐ。

要は伏線の張り方なのだけどね。

作者は、答えを先に見せるのは作品をつまらなくすること、と勘違いし易いの。

唐突に出て来る事柄は、読み手を物語から現実に戻してしまう危険があるのだけどね。

え? 何それ? と考えさせてしまうと、頭が物語の世界から出てしまうのよ。

読み手には、最後まで没頭させるのが良い物語。

夜鳴きのシィレエヌを読むと、話の終わりから逆算してストーリーを作っていて

伏線を張る→回収 伏線を張る→回収 を繰り返して、唐突感が出るのを防いでいるの。

はっきりと伏線だと分かること以外に、多くのコマでさり気なく張られていて

何か起きても、実は事前に暗示されていて、読み手は

スッとそのまま物語の中に留まり易いのよね。

もう少し、伏線を張ることを説明すると

心理トリックの一つに、人て視界の中に入った物を無意識下に留めておくので

質問の答えを、さり気なくチラと見せておくと、多くの人がそれを選ぶのがあって

アナタが選んだのは、これですか? て当てられるのは、これを利用しているのよね。

物語の読み手は、常に先を予想してページをめくるのだけど

自分が予想していたことが起きると、脳内に快楽物質が出て来るの。

つまり、さり気なく答えを散りばめておくと、読み手の無意識下でそう予想させて

いざ答えを物語で見せた時、心地良い気分にさせることが出来るわけ。

それは物語を読み進めさせるのに、大きな原動力になるの。

いざ、そうしようとしてみると、中々大変なのだけどね。

絵が綺麗なのも魅力の一つ。

帯とかは、すごく暗い内容みたいに煽るけど

明るく、クスクスと笑わせてくれる話が多いです。
(私は貴族の暇つぶしにウルラが駆り出される、第5話が好きです)

見掛けたら、是非読んで下さい。

とある結婚 を読んで

ついに分かってしまった・・・

まあ私が、超可愛い美少女なのは当たり前のことだけどね。

え? 何を言っているのだって? そうよね、これはいけないわね。

超可愛い美少女だなんてね、おつむの程度が知れてしまうものね。

私はスーパー・プリティなハイティーン~♪ 痛い~ 叩かないで、頭は。

これ以上劣化したら、手に負えなくなるからね。

まあ最近、ようやく分かって来たの。ボーイズラブ物のどこが良いのか、て。

レズ物やショタ物は、可愛い「者」に溢れているのでとっつきやすいかったのよね。

でもボーイズラブ物は、良く分かんなかった。それが最近、気が付いたのよ。

う~ん、何て言うのか、中身は女の人なのよ。本質的には、レズ物と同じなの。

ただ外身が、男の人になって、性格もそれに合わせているだけで。

そうは言っても、私自身が面白いと感じているわけでないの。

どんな感じなのか分かっただけ。百合物の方が面白いと思うし。

とある結婚は、レズビアン・カップルの結婚を描いた百合マンガ。

高校の時、日本で出会った二人。

アメリカ人のアンナ、日本人の早紀。

12年後、二人はアメリカで一緒に暮らしていた・・・

これを読むと、アメリカは何でも開かれているわけではないと、改めて気付かされるの。

キリスト教などが深く入り込んでいるのもあって、アメリカて場合によっては

日本よりも、古い価値観を重んじている国なのよね。

それを頭に入れて置かないと、この物語は良く分からなくなるかも?

性的少数者のことを内心で良く思っていない人は、意外と多いのよ。

物語は、二人が住んでいるカリフォニア州で、同姓婚が認められた所から始まり

アンナが早紀にプロポーズしたことから、色んなことが起き始めるの。

正社員になれそうだったのに、同性愛者だと上司に知られて、解雇される早紀。

親にも言えない、周りに理解されない。同性愛への周囲の視線に悩まされ

嬉しいはずのプロポーズを、素直に受け入れられない。

アンナにも、厳格なクリスチャンである父との確執や

同性愛をいけないことと考えてしまう自分がいて・・・

ピザが切れるのもあって、日本に帰ることを決める早紀。

このまま二人は離れてしまうのか?

作者は、カリフォニア州在住の人。

読んでいると、外国と言っても、言葉が違うだけで

住んでいる人の感じることは、どの国でも変わりないと思えるのも魅力の一つ。

アンナと早紀、二人の揺れる心が良く描かれていて、お薦めです。

君の足跡はバラ色 を読んで

人生て、巻き戻したいとか思ったりしない?

失敗した時とか、何か選択した後とか

ああ、こうしていれば、なんて妄想をしたり。

私はね、あるよ?

銀河的な美しさを持っていても、戻したいな~ と思うわけ。

生まれる以前に。う~ん、ちょっと今、心が黒くなっている。

もし生まれを選べるなら、ふれると壊れそうな儚さと

守ってあげたいと思わせる可憐さと

唸る程のお金を持っている、可愛らしいCカップ以上の女の子を生きてみたい。

どれも持っていないものだから。特に二番目。

・・・どうせ、一人でも生きていけそうな見た目をしているよ。

君の足跡はバラ色は、巻き戻されてやり直すなんてマンガではないけどね。

このお話しは、是非、1回は読み返して欲しいと思ったから。

物語は、お互いの体が入れ替わってしまった、中学生男女のお話し。

幼馴染の二人は小学生の頃、神社の階段から落ちて、入れ替わってしまうの。

それから数年が経ち、思春期真っ盛りになった所から、物語は始まるの。

入れ替わって、男の子になってしまった「はるか」から

ずっと好きだった、と告白されるの。女の子になってしまった「拓海」が。

「拓海」は「はるか」のことを、女の子だから守ってあげないと、と思って来たの。

それも入れ替わる前からね。だから、二人は結ばれてエンド、となりそうなのに

「ごめん なんか実感わかない」と告白を受け入れないのよ。

もう何て鈍感なの。イライラする~ と普通の物語なら感じる所でしょ?

「拓海」はね、物語の半分くらいまで、こんな調子。

「はるか」のことを、どう思っているのか、はっきりしないで進むのよ。

なので1回読んだだけでは、はっきりしない

何が言いたいのか分からない話、と感じると思ったの。

このお話しは、男女の入れ替わりの他に、思春期ならではの要素が入っているの。

その他に、こっそりと同性愛の要素まで、ちょっぴりと入っているのよ。

つまりね入れ替わったのが小学生だったから、「拓海」の守ってあげたいて気持ちは

恋愛感情からのものでないの。

そこに思春期ならではの、恋の芽生えの要素があるわけ。

「はるか」は入れ替わる前から、生理が始まっていたから、恋が芽生えていたの。

で、入れ替わって、男の子だった「拓海」は

男の子になっている「はるか」から告白されたのよ。

それで「はるか」のこと好きになったら、悩むでしょ? 

だって、男性愛者なのか、てことになるから。

「拓海」は他に、今の体は「はるか」の物と思っていて

今の自分が恋をしたらいけない、と考えているから、余計に大変。

はっきりしないのは、それ等のせいなのよね。

「拓海」が女の子を楽しんでいたり、「はるか」が男の子に馴染んでいたり。

何度読み返しても、飽きの来ない奥の深さが魅力です。

是非、2回読むことをお薦めします。

バーナード嬢曰く。 を読んで

SF小説好きな人、手を挙げて~

・・・うん、誰もいないね。でも安心して

私も最近読んでいないから。

う~ん、何て言うのか~

新しい物語が出ないのよね。

まあ、あんまり指摘する人がいないのだけど、SFファンやSF小説家て

現実の科学より、ちょっぴり先のことまでしか、受け入れられないの。

物語の舞台が何百年も先であっても、そこに出て来る科学技術は

今のものから、そう言うことが成り立つであろう、と言える範囲でしか

受け入れられないの。

で、今の科学て、実は1970年代から停滞気味。

最近、AIの進歩が取り出されているけど、それだって以前からの予想の範囲。

SF小説の中では、とっくに使い古された物から抜け出ていないの。

簡単に言うと、SF小説の醍醐味、科学の進歩が見せてくれる

ワクワクした世界の物語は、描き尽くされてしまっているの。

SFファンもね、それを分かっているのなら良いのだけどね、分かっていないの。

だから、今の科学技術の枠から抜け出た物語や

科学技術よりも、人物に趣きを置いた物語を

それは(本格)SFとは言えない! と受け入れないから

SF小説は、停滞しているのよね・・・

でもね、そんな厳しい目で見てしまうのに、ここだけの話し、SFファンの多くはね

現代科学を理解していないから。でもね、それは暗黙の了解なの。

バーナード嬢曰く。 は、そんなSFファンの内心に寄り添うマンガ本。

SFだけでない、古今東西(和訳済に限る)の小説評論マンガなのだけどね

本の内容がどうのこうの、とキャラクターたちが議論するのではなく

内容と違うところで、キャラクターたちが暴走する、ギャグマンガ。

読んでいないのに、書評をしたりするのよ。

例えば、SF小説で「星を継ぐもの」て、人類の発祥地が地球ではないお話しのことを

「よっ! 2代目! スター大活躍☆」などと図書室のPOPで書いてしまうのよ。

継ぐものの意味が違うから~!

SF小説のことは、メインでないのだけど、キャラクターの一人がSFファン。

鋭いのよね。グレッグ・イーガンについてなんて、なるほど! と唸らされたもの。

実は、グレッグ・イーガン自身、良く分からないまま書いている、とかね。

大笑いしちゃった。イーガンの作品を読んでいて、たまにそう思っていたから。

グレッグ・イーガンの画像検索していたら、見付けたマンガ本。

ギャグマンガだけど、なかなか調べて作られている話しが魅力です。
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Author:みかんゼリー
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